アメリカンコレクション (USライター) オイルライター
使用上のご注意
ライターとオイルは絶対に子供の手の届くところに置かないでください。
・使用する時は顔及び衣類から離して点火してください。
・充填したとき、可燃性液体が入ります。
・50℃以上の高温、あるいは、長時間の日光には、絶対にさらさないでください。
・孔を開けたり、または、火中に投入することは絶対にしないでください。
・このライターは自動的に消火しないため、使用後すみやかにキャップを閉じて火を消してください。
・10秒以上火をつけたままにしないでください。
・火気近くでの注入は危険です。絶対におやめください。
・燃料はライター専用オイルのみを使用してください。
・注入の際はゆっくり、決して入れすぎないでください。
・注入後、ライターや手についたオイルをよくふき取ってからご使用ください。
各部の名称
オイルの入れ方
本品を使用するためにはタンク内に十分な量のオイルが入っている必要があります。オイルが少ないと着火しにくくなったり、ウィックの消耗が早くなったりしますので、下記手順に従い、こまめにオイルを補給してください。
1.本体底のオイル注入口ネジをマイナスドライバーやコインで回して外します。
2.本体を逆さに持ち、オイルを少量ずつ複数回に分けて注入します。一度に大量のオイルを注入すると、綿に吸収される前にあふれ出すことがありますのでご注意ください。
3.綿がグレーに見えてきたら十分な量のオイルが入ったサインですので注入を止めてください。注入しすぎると、あふれたりウィックの穴から漏出したりします。ご注意ください。
あふれた場合はライターと手についたオイルをよくふき取り、時間をおいてから使用してください。オイルで濡れた状態で使用するのは非常に危険ですのでおやめください。
※綿が見える注入口よりオイルを注ぎます。
点火と消火
本体をしっかり握り、レバーを下方向へ押すとキャップが開き、火花が飛び点火します。レバーから手を離すとキャップが閉じて消火します。うまく点火しなかったときはレバーから手を放し、元の位置に戻ったのを確認してから再点火してください。レバーが戻りきる前に押すと火花が飛びません。また、レバーは最後まで押し切るようにして点火してください。
フリントの交換
フリントは消耗品です。短くなったり完全になくなったりした状態で使用すると故障の原因となるおそれがあります。フリントが短くなるとレバーを押しにくくなるので、そうなったら下記手順で交換してください。別売の「ライターフリント」のご使用をお勧めします。
1.石押ネジを回して外し、スプリングとフリントを取り出します。フリントが元の長さの1/3より短くなっていたら交換の目安です。
2.新しいフリントを入れて、石押ネジ・スプリングを元に戻します。フリントは1つだけ入れてください。
交換直後はレバーを押しにくくなることがあります。その際は石押ネジを少しだけ緩めてから何度かレバーを押し、慣らしてください。
ウィックの調整
ウィックは使用するにしたがって燃えて短くなっていきます。横から見て、常に3mm程度の長さを保ってください。
短くなってきた場合は下記手順に従って長さを調整してください。
1.ウィックをペンチなどでしっかり挟み、ゆっくり引き上げます。焦げた部分だけを挟むと千切れる場合があります。また勢いよく引き上げるとすべて抜けてしまうことがありますのでご注意ください。
2.適当な長さまで引き上げたら、黒く焦げた部分を切れ味の良い爪切りなどで切り落としてください。
ウィックはタンク内に約8㎝入っていますが、短くなるとオイルの供給が滞って着火しにくくなります。その際はウィックの交換が必要になりますので弊社までお問い合わせください。有償で交換いたします。
※ウィックの長さの目安
ヤスリのお手入れ
ヤスリの溝にフリントの粉が溜まると着火しにくくなります。歯ブラシなどの小さなブラシでヤスリをときどき掃除してください。
火が着かない場合は、以下のポイントを確認してください
1. オイルの量が十分か・あふれていないか
・オイル持ちの目安は10日前後ですが、使用頻度や気象条件によって短くなることがあります。また、ご購入直後は綿が馴染んでいないため、早めにオイルがなくなることがあります。
・注入の際にオイルが多いと、ウィックからオイルが滲んで周辺やヤスリが濡れて点火しない場合があります。時間を置いて、滲んだオイルが完全に乾いたことを確認してから再び点火してください。
2. 火花が出ているか
・このライターは、レバーと連動して回転するヤスリがフリントと接触することで火花が発生し、ウィックに染み込んだオイルに着火する仕組みです。レバーを押したときに火花が散っているかどうかを確認してください。
・フリントは消耗品です。火花が散っていない場合は、上記「フリントの交換」手順にに従ってフリントの長さを確認し、短くなっていた場合は交換してください。
3. オイルの量が適正で、フリントも入っているが点火しない。
レバーを最後まで押しきれていない場合があります。点火時は必ず本体をしっかり握り、レバーを最後まで押してください。うまく点火しなかったときは、いったんレバーから手を放し、キャップとレバーが元の位置に戻ったのを確認してから再点火してください。点火しない時に何度もレバーを押すと空回りして故障の原因になる場合があります。
4. ウィックの状態は適切か
ウィックが以下のような状態になっている場合は、説明書に従って調整してください。
・長さが3mmより短い、もしくは長い。
・真っ黒に焦げていて触ると崩れる。
・ほつれてボサボサになっている。